苺パフェ

字面と響きの可愛さでブログ名を決めました

フォロワーの子供

2022年の12月、私は青山にいた。

フォロワーさんとアフタヌーンティーを食べるためだ。

そのフォロワーさんのSさんとは私が未成年のことから付き合いがある。何回も会ったことがあり、一緒にホテルに泊まったこともあり、お互いに本名もLINEも住所も知っているのでほとんどリア友に近い。*1

お互いにディズニーが好きなので新しいイベントが始まると行く予定を立てていて、何なら毎年ハロウィンにはその人とインパ*2するのが恒例になりつつあるので、2022年も10月に一緒にディズニーランドに行っている。

だがこの日は今までとは大きく違うことがあった。

Sさんの、まだ0歳の赤ちゃんが来るのである。というより、もし大丈夫であれば会ってみたいと言ったら連れてきてくれることになったのである。

 

10月に会った時Sさんは赤ちゃんを旦那さんとそのご実家に預けていた(夫婦だし家族なので預けるという言い方が正しいかは分からないが)ので一人だった。

そのときお会いして写真を見せてもらったが、赤ちゃんかわいいね~このあたりがSさんに似ているような気がします~というふんわりした感じだったので、今回が初対面だった。

 

私は赤ちゃんと関わりを持つのが数年ぶりだ。小学生くらいのときに従妹が産まれたのでそのときはあったがそれっきりなので、赤ちゃんと長時間会うのは小学生以来である。

 

私達は今回のアフタヌーンティーに行くにあたって「なんかクリスマスっぽくてかわいいのが出てくるところで茶をしばこう」と思って探していたが、

事前に赤ちゃんと一緒に来てくれるのが決まっていたので、以前ツイッターで見かけて保存していたママさんが利用しやすいホテルアフタヌーンティーのまとめを参考に場所を決めた。

というのも、赤ちゃんがいると、そしてベビーカーがあると、普通の大人が行く分には気にならないことが気になったり必要になる。

例えば提供場所へのエレベーターの有無や駅からのアクセスのしやすさは勿論だが、オムツが交換できるお手洗いやミルクをあげるために必要なお湯が手に入れられる場所があるか、ベビーカーが通れる十分な道があるか等だ。

なのでそのまとめの存在は大変助かった。まとめてくださった方、ありがとうございます。今後も参考にさせていただきます。

 

とにかく、私は赤ちゃんという存在に久々に会うけど大丈夫かなと不安になりながら…そして慣れない青山の地で、駅からあまり離れていない場所なのにスマホGoogleマップを表示してさまよいながら何とか待ち合わせ場所に到着すると、先に着いていたSさんとベビーカーが私を待っていた。

赤ちゃんは少し前に眠ったらしくベビーカーの中にいて、何かカバーのようなもので覆われて眠りを明かりで妨げられないようになっていた。

そこから大人二人、ベビーカーに乗った幼児1人でアフタヌーンティーが提供されるホテルのカフェに行って席に着いてから、Sさんはそわそわとしていた私に、ベビーカーのカバーを捲って赤ちゃんを見せてくれた。そこで私は驚いた。

 

赤ちゃん、超かわいい!

 

この世に生まれ出て1年にも満たないその生き物は、ベビーカーに乗ってぐっすり眠っていた。

全身のパーツの一つ一つが小さい。頭も、鼻も、耳も、手も、足もだ。爪なんて親指の爪が私の小指の爪くらい小さかった。目だけはSさんに似たのかぱっちりして大きかった。

そしてその体を構成するパーツのほとんど全てが物凄くふにふにしてそうな見た目をしている。

髪の毛はサラサラで、着ている服も小さい。靴下なんて私の手のひらに収まり切ってしまうサイズ。

「わ~寝てる~…え、かわいい…え?かわいい…!」と思わず漏らしたと思う。単語の前に、え、と入っているのがオタクあるあるで振り返ると恥ずかしいものがある。

(オタクはよく感情が昂ったときに「え?」とか「待って」と言う。特別疑問を持っていたり待ってほしいわけではないが受け止めきれないので、え?とかちょっと待って、となるのかもしれない。少なくともこのときの私はあまりのかわいさにそうなった)

「少し前にミルク飲んだからか寝てくれてね~静かでよかった」とSさんは言った。

私個人としてはうるさいものが苦手だが身内贔屓が激しいし、相手は赤ちゃんなのでうるさくても全然良かった。

だがまぁ、アフタヌーンティーが提供されるカフェは私ともう一組しかおらず、その一組もマダム2人で、喋っているが穏やかな声量だったので、そういう点では静かで良かったのかもしれない。

その日提供されるアフタヌーンティーは私達が求めていたクリスマス仕様で、トナカイを表した小さいケーキやクリスマスカラーの赤や緑がどぎつくない程度に使われた品々に、私達はかわいい~!クリスマスっぽい~!と静かに大はしゃぎしながら写真を撮った。

 

その後、カフェの営業時間の関係でホテルのトイレが使えなかったらしく(平日の最初の時間だったからだと思うが盲点だった)お手洗いに行きオムツを交換して戻ってきたとき、赤ちゃんは目を覚ましていたのだが、

 

眠っているときもかわいかったけど、起きていてもかわいい!

 

私は再び内心でこっそり驚き、「あら~起きたの~!かわいいね~!」「小さいね~かわいいね~」と何度も言った。「かわいい」と思ったときには口から出ているのでその日だけで何十回も「かわいい」を言っていて、Sさんからは「かわいいbotじゃん」と言われた。かわいいから仕方ない。

「○○くん~」とそっと呼んでみるとこっちを向いたり向かなかったりする。というよりほとんど向かない。某写真スタジオ等で赤ちゃんの写真を撮るときに玩具を使ったり変な声を出したりと試行錯誤して何とか目線がカメラを向いている写真を撮るのに苦労しているのを見たことがあるが、なるほどと思った。そんなところもかわいい。

Sさんに抱っこされたときはSさんの服のボタンを掴んだり引っ張ったりしていて、それもかわいかった。

 

私はもう1つ驚いたことがあった。赤ちゃんがすっっっっごく大人しいのである。

赤ちゃんといえば大声で泣いているのが通常仕様だと思っていた(先述した従妹はかなり泣き声が大きく、しかも頻繁に泣くタイプで、その上なかなか泣き止まないので叔母は苦労していた記憶がある)のでこれにはものすごく驚いた。

しかも、10月にSさんとインパしたときにSさんの義母さん義父さん相手に人見知りを発揮して泣いていた、ということを聞いていたので、初めて会う私相手になんてそりゃあ人見知りするだろうと思っていたので意外だった。

今思うと人見知りで静かだった可能性もあるが、当たり前だけれど赤ちゃんにも色々なタイプがあるなぁということをすごく実感した。

 

だが赤ちゃんが静かなことに驚いていたのは私だけでなくSさんもだった。

「こんなに大人しいの初めて!」「いつもこれだけ大人しいとありがたいんだけどね~」と言っていたが、この後移動している際に再び眠った赤ちゃんがあんまりにも大人しかったので途中で「生きてるよね?」と確認していたほどだった。赤ちゃんは穏やかな顔ですやすやと眠っていた。

 

アフタヌーンティーについては、そのホテルのカフェに行くことが2人とも初めてだったのでどうなんだろうと思っていたが(正直な話、有名なホテルでも見た目優先で味はあんまり…ということはある)どれも美味しくて、一つ食べるたびに「美味しい~!」「これまだ食べてない?美味しいよ!」と言い合っていた。外に出てからも「美味しかったね~」「また今度別のシーズンにも来ようね」とお互いに話した。

フードが美味しいだけでなく、フリーフローの飲み物も種類が豊富というわけではないが、ラインナップがちょっと変わっていて2人して色々なものを頼んだ。

特に、乾杯のドリンクとして最初に提供されたスパークリングドリンクがすごく美味しかった。

それぞれは好きな味だが、それを組み合わせているのは初めて見た。私は何事にもあまり挑戦しないタイプなので、普通のメニューに載っていたら絶対飲まないようなものだ。

だが一杯目としてお店に選ばれているわけだし、提供前に確認があったので変更できそうだったがそこまでするほど嫌かと言われたらそうでもなく、

「まあ恐らく色々な案の中から選ばれて、形になって提供されるということはまずくはないんだろうな」程度で飲んでみたらすごく美味しくてびっくりした。しかも、それもフリーフローの対象になっていて飲み放題だったので何杯も飲んだ。

こういう挑戦して上手くいった経験があると、もっと色々なことに挑戦しないといけないなぁと思う。

よく年上の人に「若いのだから色々やりなよ」と言われても愛想笑いで流していたが、このブログ以外にも資格を取ったり、新たな習慣を始めたりとチャレンジ精神を養うよう意識した方がいいのかもしれない。

*1:私は初めて関わったのがオンライン上だったかどうかでリア友かどうかを分けているが、一般的にはリア友なのかもしれない。

*2:ディズニーランド、またはシーに行くこと

年始に始める予定でした

ツイッターでフォローしている人の中に、面白い人がいる。

 


直接会ったことはないしフォロー歴も浅いけど、普段のツイートが面白くて好きな感じだ。

爆笑!というわけではないけれど(これは失礼かもしれない)見ているとほんのり元気になる。

 


その人がはてなでブログをやっていて、読んでみたらそのブログも面白くて読みやすく、好きな感じだった。

しかも始めたのは最近らしいけど、毎回少なくない文章量で毎日更新している。その人は社会人で仕事をしているので毎日疲れるはずなのに。

日々更新されるブログを読む度に、私もブログ始めたいなぁ、でも日記を書いているしなぁと思っていた。

 


そう、私は日記を書いている。たしか中学生の頃からだ。

可愛い文房具が好きで、特に中学生の頃はお気に入りのシリーズがあって、全然使う用途を決めていないのにA5ノートやクリアファイルを買っていた。

クリアファイルは科目毎で分けていたが、A5サイズの可愛いノートは学校での使い道がなく(CampusのA4ノートが当時は普通というかほぼ指定だったと思う。大体の女子は表紙をカラーペンでデコっていた)、

じゃあ何に使おうとなって日記を書き始めたのが最初だったと思う。

ただ日記をつける習慣が身についておらず、日記に書きたいことが毎日起きるような面白楽しい日々を送っているわけでもなく、そもそも毎日書こう!という気持ちもないので

前回の日記から何か月も空いて「そういえばこんなことがあったなぁ」とまとめて書くことがよくある。

 


話を戻すがそういうわけで、日記があるから同じ内容を書くのも別のことも考えて書くのもなぁと思っていた。

だが2022年の最終日、急に「新しいことを始めたいな」と思った。

新年は言葉通り新しい年ということで区切りが付くからなのか新しいことを始めるのに良い機会だ。

それに便乗して、「絶対やりたいと思っていました!気合を入れて始めます!」というようなマジのことじゃなくても

ほんのり気になっていたけど特に決定打がなかったことをゆるく始めてもいいかな、と思ったのである。

(本当は2022年に始めたことや成し遂げたことがパッと思いつかなかったので2022年内に滑り込みで始めたいと思っていたが、途中まで書いて下書きに保存して終わっていた。)

 

ということで、今年から新しく始めたこととして年末に挙げられるようにブログを始めてみた。1月1日にもう年末のことを考えているのはちょっと気が早いかもしれない。*1

特別面白いことや役に立つライフハック等を書く予定もないし書けないので、

普通の社会人女の日常とか、買ってみて良かったもの(これには前から気になっていたアフィリエイトを使ってみようかと思う)を挙げるブログになるだろうということが断言できる。

あとは、HTMLとかの少し技術的なこと(だと私は思っている)にも挑戦しようかと考えている。今は。

多分毎日投稿は無理だと思うけど、どれくらい大きく期間を空けずに続けることが出来るのか自分で楽しみにしている。

私は最初に無意識でエンジンをかけすぎて失速するどころか停まるタイプなのでゆるくやっていくつもりだ。

 

このブログを始めるにあたって、先に言っておくべき大事なことがある。

私はツイッター*2にどこかに行ったりやったりしたことを何でも書くので今後恐らくツイートした内容を重複してブログに書くことがあると思うが、

もしそのフォロワーや私の知り合いで「あれ、これもしかして○○じゃない…?」と思っても触れずに、誰にも教えずにいてほしい。これはフリじゃないです。お願いします。

*1:年始に投稿しようとしていた名残がある。21日が初投稿になってしまった

*2:今年で始めて10年になる鍵のアカウントがある。フォロイーもフォロワーも大きく変動しないので、ほとんど全員と7年以上付き合いがある